2013年8月4日日曜日

時間があるので色々書く。

日記書くの久しぶりだ。 というよりMixiを開くこと自体久しぶりだ。 ユーザーも大分人減っているんじゃないかな。  皆Facebookに流れてきている。


実は現在思いっクソ仕事中(警備会社/モントリオール/カナダ)なのだが、週末ということもあり我がショッピングモールの店舗は殆ど閉めかけているし今日はクレーム処理も何も飛び込んでこなかったし何故か今日は俺がボスになっているので、こうして職場のパソコンを使って堂々と日記などを書いているわけだ。


つまりクソ暇なのである。

こうしてペプシを横に並べながらカウンター越しに画面に向かって バッコンバッコン キーボードを叩いていると、あまりにリラックスし過ぎてここが自分の家なんじゃないかって錯覚に陥る。 しかしここはあくまで職場なのだ。 時たま客がヒョイと現れるんでその度に現実に引き戻されるのは避けられない。 決して舌打ちなんかしてはならない。


チッ さっそく誰か来た。 モニター越しに客の接近を確認する。 白人女性  今忙しいんだけどな。
脳を英語 もしくは仏語モードに切り替える。
さて彼女はどっちの人間だろう。(モントリオールでは英語の人と仏語の人に分かれています。多数はバイリンガルなのだが。) 顔に書いててくんないかな "仏" とか "英" とか。 
Bonjour ! て言っても Hi! って返されるとなんかジャンケンで負けたような気分になるのだ。



-トライリンガル-


そうは言っても最近言語の切り替えが瞬時にできるようになった。 以前は特に調子悪いときは数秒要したものだ。
もういい加減3人別々の人達と日・英・仏語を使って同じ速度で会話に参加できる。 思うじゃなくて "できる" 。
カナダに来て3年、そろそろ宣言しても良いころだろうか。

巨神兵はトライリンガルになりました。

この状態に達するまでは予想していたより時間はかからなかった。32歳で初めて渡加してこれなら上出来じゃないだろうかと思い上がってみる。
1年ほど前、勤務先が倒産した際ホームレスになるんじゃないかと焦った瞬間があったのも今となっちゃ良い思い出である。 (倒産に併せて引越し先予定だったアパートから寸前で契約破棄だぜ。)

振り返ってみてカナダ生活での3年で得たものは、これらの言語能力とまぁまぁユニークな経験と人脈だろうか。 …ごめん人脈はあんま無いわ。



-物はいらん 能力をくれ-


"得た"ものばかりでなく"失った"ものもある。 失ったというより取得する努力を怠ってきたと言った方か適切だろうか。

日本の平均的な30代の人間が所有しているであろう物は殆ど持っていない。

信じられないほど持ってない。

あるのはスーツケース1個分とチョットの衣服、映画のDVD数枚、スノーボード一式、TV、Xbox 360と安物のラップトップ。
車無し(使わないので去年売った。)、家財道具無し、音楽好きだけどCD一切無し。 全てリストアップできないけど多分色んな物が無い。
(実は音楽と本は結構な量を持っているのだが、どちらも全てデータ化してしまっているので質量的にはもうゼロである。)

この9月から学校に通うことにした。 実は元々カナダ軍に入ろうと目論んでいたのが、入隊に必要な国籍の取得に思いのほか時間がかかりそうなので、待っている間別のキャリアを築いてみることに決めたのだ。 人生の選択肢は多い方が良いに決まっている。

決して安くない学費だが、ここんところ全く消費というものから離れていたので入学前に一発で払いきる準備がある。 貯金総額と全学費がほぼ同じ。 なんたる偶然。 これは投資だ。 近い将来今のこの決断に感謝する日が来るであろう。 多分。



-酒やめた-


俺のことを良く知る"千歳さん"は驚き過ぎて今夜寝ゲロを吐くかもしれない。
実は好きだったビール・ワインを飲むのを止めた。 もう3ヶ月以上経つ。 自分は基本この2種類しか飲まなかったので完全に止めた状態になった。 ちょっとした実験のつもりで始めたのだが、ここまで来るともう飲みたいなんて思わない。 ポジティブな面しか見えてこないからだ。 以前止めたタバコと同じ状態だ。 これから人生トータルで物凄い量の時間を手に入れるだろうしそれを無駄にしないつもりだ。
実は仏語の習得スピードが飛躍的に伸びたのもここ3ヶ月での出来事。 巨神兵のように定期的に飲んでいたような輩は止めて2週間程度で脳の性能がグッと向上するのを実感できると思う。 自分の場合、記憶力の伸びが顕著だった。 伸びというより本来の状態に戻ったのだろう。
仕事しつつ夜間の学校に行こうと決心したキッカケもここから来ている。 

何かを学ぶ時間と能力があるのに何をボーっとしているんだ?っと思ったのである。



また書きます。






























したっけ。