2010年10月16日土曜日

久しぶりの仕事

世界の皆さま こんばんわ。

最近、本格的に寒くなってきてますね。 ここカナダではすでに初雪が観測されたとか。 

こっちじゃ、たまに朝方4~5度くらいまで冷え込むんだぜ。 もう北海道よりも寒いかな?

まぁ、寒くなってきてキャッキャって喜んでるのは俺ともう一人のルームメイト(スノーボード好き)だけ。 妻は寒いのが死ぬほど嫌い。 


まぁいいや、本題に入るぜ。


実は、今日から巨神兵はハンバーガーレストランで働き始めました。 パートタイム、いわゆるバイトってやつだけどね。

かー 1年と2カ月ぶりに仕事したぜ。 (たった5時間半だけど。) しかし、意外と何の感動も無いもんだな~。 

まぁ、いろいろ気付いたことがあったんで書いてみましょ。

ちなみに今回は写真無しです。 そりゃ勤務初日からパシャパシャできんがな。


1 働き始めた背景

こう言っちゃなんだけど、貯金が底を突きそうだから。 
巨神兵はここ2~3週間ほど、ネットの求人サイトをずっと見てて、巨神兵独自の「条件」に合う仕事先に片っ端から履歴書を送り付けてたんだ。 もちろんメールでね。

その条件っていうのは…
(1) 仏語及び英語を流暢に話す必要がないこと。
(2) 経験不問であること。
(3) パートタイムであること。 (平日は夕方からの勤務とかね。)

特に困っちったのが(1)なんだけど、こいつをフィルターにかけるとかなりの選択肢が減っちまうんだ。 2ヶ国語話せて当然ってか。 ケベック敷居高いのぅ。

(2)の条件は当然ながら、まぁ、前職がちょっと特殊な業種だったんで全く経験を反映できそうもないから。

(3)の条件は、現在仏語学校に通学中ってことで昼間は働けないからだ。

うちの学校、当初2カ月だけ通えると思っていたんだけど、どうやら希望すれば最大1年近く無料で通えることが判明(Oh!!!!!)したので、こうなったらマスターするまで通ってやろうじゃないか、という方針に変更したんだ。 こんなチャンス一生無いだろうし。
でも、そうするためにはそれ以外の時間で自分の食いぶちくらい稼がねばってことになったのだ。 飢え死にしちゃう。

しかしながら、上記3つの条件から探すとホント少ない少ない、日本食レストランなんかだと結構ヒットするんだけど、バンバン履歴書送っても返事がさっぱり。 やはり前職軍人っていうのはチョット引くのだろうか…。 まぁいいや。


2 面接が全然違う。

採用前に当然マネージャーと面接があったんだけど、巨神兵が予想していた流れと全っ然違うんで、ちょいと驚いちまったよ。

まず席について一言、


マネージャ「Ok, あなたのことを教えてちょうだい。」
巨神兵「へ? 俺のこと?」


状況を一瞬(たぶん)で飲み込んだ俺は、これでもかって言うくらい自分を売り込んでやった。
日本でこれまでやってきたこと、すぐにでも働きたい理由、そしていかに自分がこの職に適しているかを、ほんのちょっぴりの嘘を交えw巧みに(たぶん)伝えた。

これって映画で見たぞ!なんて内心思いつつもいっぱい喋ったぞ。

その甲斐あってか、じゃ次の土曜日(今日ね)から働いてくれってことになった。 いぇーい。

しかしあれだね、採用側からの質問に答えていくっていう日本型の面接と全然ちがうのね。 たかだか(おっと失礼)パートタイムの仕事ですら自分を売り込まにゃならんとは…、勉強になったわい。


3 仕事の責任範囲が明確に決まっている。

巨神兵は、一応cookってことで、キッチンの中のグリル前が持ち場なんだ。 そこで、ハンバーガーやら、チキンなんかをグリグリ焼くわけだ。 結構面白いな~。
いろいろ種類が多くてて最初は覚えるのが大変だけど、きちんと毎回メモとってるんで、二度と同じことを教えさせないつもりでやってる。 今日はソコソコうまく行ったかな:)

ちょっと暇になってきたから、レジ前に出て、使い終わったトレーでも洗おうかね、と思ってやってたら、店の子に「それはあなたの仕事ではないからやらなくていい。」って言われちった。
日本じゃ何でもやる奴は重宝されんだけどな。

じゃあってことで、裏に戻って暇を堪能してみた。


4 人間関係はリラックスしてて良い。
仕事をするうえでちょっと気になるのが人間関係。 
巨神兵は日本においても、ずーっと「派閥闘争」ってやつに全く巻き込まれない種類の人間だったんで、今回も大丈夫だった:) そもそもこっちにゃ派閥なんてないか…。


今日は、タトゥー入れた兄ちゃんが俺のトレーニング担当だったが、クソ忙しいのにかかわらず手取り足とり親切に教えてくれた。 
あんた大人だねぇ~。 教えに報いるよう頑張るぜ。


5 最後に、

職探しに関していうと、こっちは日本に比べてかなり負担が少ないと思う。 

理由は
(1)ほとんど全ての職場にメールで履歴書を送ることができる。
だもんで、もうコピペの嵐w 
1時間程度で30~40の職場に履歴書送るなんて芸当も可能なんだぜ。 
それに、もし「手書き」履歴書を送付・持参したりしたらPC使えないんじゃないかとかえって悪印象なんだ。

(2)中途採用が基本
もし時間と運があれば、自分のお気に入りで、かつ、高待遇な職にありつけることもありうるってことだ。 巨神兵は今回逃しちゃったけど。


ホントは色々書きたいけど、そろそろ疲れちゃったのでおしまいにするぜ。 
最後まで読んでくれた方ありがとございます。

今日はワイン買いに行こ。

したっけ。