世界の皆さん、こんばんわ。
ここ2、3日、
会社倒産した!
とか
やっぱ会社あったw
等と色々書き込んでたんだけど、、ようやく一昨日になって事の真相が見えたんで、ここでまとめの意味でも一発書いときましょかねぇと思いキーボードを叩くことにした。
カチャカチャ
個人的にも教訓の意を込めて記録に残さねばと思う。
ちなみに今回のはトンデモ過ぎて冗談みたいに聞こえる話だが、全て実話である。
登場人物も多いが、各人のセリフもそれに対応した完璧な日本語に直したつもり。
今回、話を進めるにあたり登場人物を紹介せねばならん。
自分自身のためにも、数年後自ら読み返した際に状況が分かるようにしておきたいものである。
巨神兵の同僚達
A:
警備員暦数年のベテラン。 頭が切れ、面倒見が良い。 俺が最も信頼している男である。 言うなれば巨神兵の中のヨダである。
B:
現職の軍人(予備役) どんな時でも冗談を忘れないマーク・ウォールバーグ似のナイスガイである。
C:
この夏警察入隊予定でありキックボクシングが趣味のセクシー姉ちゃんである。
スティーヴ:
巨神兵達の上官にあたる。 こいつがキーマンだ。 ちなみに仮名である。 長いのでスティとする。
昼は彼ら4人と巨神兵を含めた5人で働いているのだ。 ちなみに全員年齢は同程度である。
会社側
ジャン:
会社の人事担当者。 巨神兵のビッグボスにあたる。 ちなみに面接をして巨神に仕事をくれた有り難い人でもある。
というわけでなるべく時系列にそって書いてくぜ。
1 1月31日(火曜)
いつものように働いていると、上司であるスティーヴが巨神兵に言った。 突然言った。
スティ「巨神、明日は仕事来なくていいからな。」
巨 「え、何? 休みw?」
スティ「そうだぞ :)」
巨 「やったw 明日一日中ゲームして過ごそw」
最近、土日勤務もあったから、そのせいだなと思った。
しかしながら詳しく話を聞くと”全員休み”だという。 そんなこと有り得るわけがない。 警察が休むみたいなもんじゃん。
スティ「…会社、つぶれたんだ。」
巨 「ハ?」 驚きのあまり思わず日本語が飛び出た。
その後、展開された話はこうだ。
(1) 明日(2月1日)、明後日(2月2日)は自宅待機しろ。
(2) スティーヴから(のみ)の連絡を待て。
(3) 会社に電話するな。
(3)の指示は通常違和感を感じるところだが、倒産の最中、自らの給料を求めて会社に電話が殺到するとのことなので、これ以上の混乱は自重しようと思った。
俺が電話したところで良い方向に動くとは思えなかったし。
勤務2ヶ月目にして倒産の俺涙目で帰宅。
帰宅して倒産の真相をググるとそれらしいスレッドを発見する。 あ~やっぱ本当なんだと勝手に確信する。
泣いて悲しむ妻ステファニー。 ごめんね。 なんだか俺罪悪感
2 2月1日(水曜)
いつもよりのんびり起床。 目覚まし時計の無い生活って久々にやるといいなぁとか、のん気なことを思ってみる。
通常の登庁時間を過ぎたあたり部屋でずるずるコーヒーをすすっていると突然携帯が鳴った。
会社からだった。 会社の人事担当のジャンからだった。
ジャン「巨神、何やってんだ、すぐに仕事来い! それともお前も病気なのか?」
巨 「いや元気なんだけどw お前もってどういうこと?」
会社潰れたんですよねご愁傷様、なんて他人事のように思いつつ答えてみる。
ジャン「今朝になってお前以外全員、一方的に病気休暇の申請してきたんだよ。 それで今はお前以外誰とも連絡がつかないって訳だ。 一体何が起きてるんだ。 説明してくれ。」
巨 「・・・ハ?」
話を聞くと、「会社は潰れていない。」と言うのだ。
全員が病気休暇を出すのは変だなと思いつつも、「ネットに会社が傾いてるって記事を見たぞ。」と主張すると、グヌヌ…と言う。 こりゃホントだな。 と勝手に思う巨神兵
ジャン「巨神、バカな話に惑わされるな、お前騙されてるんだよ!」
巨 「…スティーヴと話がしたい。」
ジャン「だめだ。 仕事に来い!」
巨 「やだ。」
その後、こんな感じで20分ほど続いた。 いい加減巨神兵も疲れてきた。
ジャンは声を張り上げてメチャクチャ必死だった。 皮肉なことに彼が必死になればなるほど巨神兵は彼の言葉が信用できなくなっていった。
ジャン「巨神、俺は”頼んでいる”わけじゃないんだぞ。 わかってんのか。」
これ映画かなんかで聞いたセリフだなぁ なんてのん気なことを思う巨神兵
ジャン「これが最後だぞ。 …来い。」
巨 「…No, 行きません。」
ジャン「…わかった。」 ガチャ
この瞬間、俺は狂っちゃったのかな? と久々に思った。
結局、その後何度も、違う番号からバンバン電話がかかってきたが、全部無視した。 あまりに鳴るので電源を切りたくてしょうがなかった。
なんとが我慢してスティーヴからのみの連絡を待った。
しかしながら、馬鹿なことにスティーヴの電話番号を知らない巨神兵はどうやって彼とその他の人間を見分ければよいのか分からないことに気付いて途方にくれた。
ああ、完全に準備不足
まさか、会社に電話して「おい、巨神兵だけどスティーヴの番号を教えてくれ!」なんて言えるわけない。 言っても教えてくれるわけがない。
3 e-mail
困った巨神兵はいつものように同僚の「A」を頼ることにした。 巨神兵の先輩ヨダ。 ここでも的確なアドバイスをくれるに違いない。 彼も自宅待機しているはずだ。
しかしながら彼の連絡先として知っているのはPCのメルアドのみという何とも心細いものであった。 俺ってホント人脈無いのう。
まあいいや。
早速「助けてメール」する。 原文を乗っけるぜ。
巨神兵>A
Hi! Surprised ?
(おす! びっくりした?)
I got a phone call from Jean this morning and I found that our company didn't go bankrupt. What's going on now? He asked me to come to work but I refused. (Maybe I shouldn't have done that...) Anyway If you know something tell me!! what should I do???
(今朝ジャンから電話もらって、そんで会社潰れてないんだけど。 何が起きてるの? 彼は仕事に来るよう俺に言ったんだけど断っちゃった。 (こんなことすべきじゃなかったかのかも…) とにかく、何か知ってるなら教えてくれ!! 俺はどうすりゃいい???)
しばらくしてAから返事が来た。
A>巨神兵
Hey buddy just hold on till tomorrow and we will see what's going on
(よう兄弟。 とにかく明日までこらえろ。 明日になれば分かる。)
こんだけー?? 意味深過ぎてわかんねぇw
もっと情報の欲しい巨神兵は続けてメールする。
巨神兵>A
Thanks buddy
I got it. I'll be waiting.
I just want to work with you guys like before, that's it...
Btw, I still get some phone calls since this morning from somebody.
I'm just ignoring them, but how can I tell it's from Steve or other guys?
(サンキュ兄弟
わかったわ。 待つことにする。
俺はただあんたらと以前みたいに働きたい。 ほんとそんだけなんだぜ…。
ところでさ、朝からずっと電話鳴りっぱなしなんだ。 まぁ無視してるんだけど。 どうやってスティーヴとその他の番号を区別すればいい?)
彼の反応が鈍くなったが続けて送った。
巨神兵>A
I think I'm going to lose my job. I didn't know that following Steve's instructions was against our company's will.
(たぶん俺は仕事失うと思う。 今更だけど、スティーヴの命令が会社の意思に反しているなんて知らなかったよ。)
そんな感じでたらたらメールをし続けた。
何かを知っているはずのAだが、その後も時が来るのを待てとか、マトリックス1の始めみたいなカッコいいメッセージを送ってくるのみで、この事態を十分に説明するものは一切送ってくれなかった。
結局この日は何が起きているんだか分からないまま過ぎた。
こうなったらAの言うとおり明日を待つことにした。
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