世界のみなさま、こんばんわ。
ここ1年程、無職であり (Not Employed) かつ何の教育や職業訓練 (not in Education or Training) も受けて来なかった巨神兵です。 きちんとした定義に基づくと俺は立派なニート (NEET) だったってことになるなw
まぁいいや、本題に入るぜ。
そろそろ1週間経って、なんとなくつかんできたで、そろそろここで日記でも書きましょかな、と思います。
巨神兵がこの春から住み始めたケベック州 (カナダ) は、フランス語が公用語。 ここで不自由なく過ごすためには、やはり英語だけでは足りないのです。 職業の選択肢も減るし。
仏語は、これまで約1年独学でやってきたけど、やっぱ限界がある。 というか、時間がかかりすぎる。
つうわけで、政府が提供する移民及び難民用の教育プログラムに数か月前から申し込んでいたのです。
なんせ無料なんでね:) 毎日6時間、2カ月のコースです。
先週から授業が始まったんだけど、軽ーく見た感じ300人近くの生徒が通ってるっぽい。 東欧諸国からアジアまで、移民や難民が集まって一斉に教育受けてるんだ。
比率的に多いのはインド及び東南アジア。 俺のクラスは20人ほどいるんだけど、先進国と呼ばれる国出身なのは俺だけになる。 何十年も教員を やっているベテラン講師も日本人を受け持つの2人めだとか言ってた。
まぁ余程のことがない限り、普通の人は不安定な移民になったりしないものだ。
今までの俺が間違っていたのか。
(1) 授業の始まる時間までに教室に入る。
(2) 授業中に新聞や雑誌を読まない。
(3) 仲のいい奴と話すために席を立たない。
(4) なんとなく帰ったりしない。
(5) (授業と関係無いけど…)トイレでは便座を上げて小便をたす。
っていうのは、当たり前じゃなかったのか…。
ここでは、これまで常識だと思っていたことが全く展開されていない。
先生は完全に慣れ切ってるのか、全く気にせず淡々と授業を続けるんだ。 まぁ、いちいち付き合っていたら進まないわな。
これが移民国家の姿か…、どうやら俺はこれまで綺麗なところしか見ていなかったらしい。
フランス語を習いに来てるのに、フランス語で授業が行われている。 言ってることが分かんない俺涙目。
初日は3割くらいしか分からなかった。 今でも5割から6割くらい。 これくらいでも、授業内容を (推測含めて) 理解するのはギリギリってところ。 一日6時間フルで連想ゲームをしている状態だと思っていい。 そりゃ頭疲れるって。
クラスメートと共同作業みたいのがたまにあるんだけど、英語話せる人が少ないんで、まぁズルはできない。 お互いつたない仏語でのコミュニケーションとなる。
パッと見、いい歳した大人同士が赤ちゃん言葉で喋っている様なものだ。 さぞシュールな絵であろう。
初日にクラスメイト達と自己紹介しつつ、自分達のネームを母国に貼っていった。 東南アジア近辺からの出身者が多いのがよくわかる。 巨神兵は、ちょっとこだわって北海道に付けといたぞ:)
ちょっと殺風景だけど、これが教室。 先生を囲んで、輪になるように座るのだ。 討論するには便利な配置であろう。 まだできないけど。
教室の壁には、それぞれのアルファベットに対応する単語なんかが、親切にも絵付きで貼ってある。 これで俺のレベルが大体計り知れよう。
昼食時には、持参した弁当で腹を満たす人が多い。 東南アジア系は米を食うし、インド人はカレーだし、東欧系は美味しくなさそうな (おっと失礼) パンを食ってるし、見てるだけでもそれぞれのお国柄が出てて面白い。
巨神兵は、毎日サンドウィッチ。 オニギリなんて日本っぽくて格好良いが、準備に時間がかかりすぎる。
教室には、いろいろなエチケットやマナーなんかを促すための張り紙が貼ってある。
これは、「授業の始まる時間にはちゃんと来ていましょう。」ってことが書いてある。
ここは小学校だったのか。
これはヒドイw
上から「喫煙禁止」、右下「飲酒禁止」、そして左下…「カンナビス禁止」の張り紙。 ちゃんと書いとかないとマジで吸う奴がいるってことだ。 日本じゃ知られていないけれど、ケベック州は北米のアムステルダムなんて呼び名もあるくらい寛容なところ。
一応合法ではないが、販売目的で大量に所持しない限り逮捕も起訴もされないのだ。
いろいろ書いたけど、こんな感じで勉強中。 この歳になってひしひし感じるけど、興味のある分野の勉強に時間を費やすことができるって、幸せだしやっぱ楽しい。
学習環境はちょっとハードコアだけど、1年以上も充電してたし、まぁ頑張ってみるかぃという気になってる。
近いうちに堂々と胸を張って、トライリンガルです。 と言える日が来るのを夢見てるのだ:)
くそ長い日記だったけど、読んでくれた方ありがとございます。
したっけ。
ここ1年程、無職であり (Not Employed) かつ何の教育や職業訓練 (not in Education or Training) も受けて来なかった巨神兵です。 きちんとした定義に基づくと俺は立派なニート (NEET) だったってことになるなw
まぁいいや、本題に入るぜ。
9月の初めから、これまでずーーーーっと待ち望んでいた、フランス語学校に通い始めました:)
そろそろ1週間経って、なんとなくつかんできたで、そろそろここで日記でも書きましょかな、と思います。
1 入学に至る背景
巨神兵がこの春から住み始めたケベック州 (カナダ) は、フランス語が公用語。 ここで不自由なく過ごすためには、やはり英語だけでは足りないのです。 職業の選択肢も減るし。
仏語は、これまで約1年独学でやってきたけど、やっぱ限界がある。 というか、時間がかかりすぎる。
つうわけで、政府が提供する移民及び難民用の教育プログラムに数か月前から申し込んでいたのです。
なんせ無料なんでね:) 毎日6時間、2カ月のコースです。
2 世界中の国の人が集まってる。
先週から授業が始まったんだけど、軽ーく見た感じ300人近くの生徒が通ってるっぽい。 東欧諸国からアジアまで、移民や難民が集まって一斉に教育受けてるんだ。
比率的に多いのはインド及び東南アジア。 俺のクラスは20人ほどいるんだけど、先進国と呼ばれる国出身なのは俺だけになる。 何十年も教員を やっているベテラン講師も日本人を受け持つの2人めだとか言ってた。
まぁ余程のことがない限り、普通の人は不安定な移民になったりしないものだ。
3 日本の常識が通用しない。
今までの俺が間違っていたのか。
(1) 授業の始まる時間までに教室に入る。
(2) 授業中に新聞や雑誌を読まない。
(3) 仲のいい奴と話すために席を立たない。
(4) なんとなく帰ったりしない。
(5) (授業と関係無いけど…)トイレでは便座を上げて小便をたす。
っていうのは、当たり前じゃなかったのか…。
ここでは、これまで常識だと思っていたことが全く展開されていない。
先生は完全に慣れ切ってるのか、全く気にせず淡々と授業を続けるんだ。 まぁ、いちいち付き合っていたら進まないわな。
これが移民国家の姿か…、どうやら俺はこれまで綺麗なところしか見ていなかったらしい。
4 英語も通じない。
フランス語を習いに来てるのに、フランス語で授業が行われている。 言ってることが分かんない俺涙目。
初日は3割くらいしか分からなかった。 今でも5割から6割くらい。 これくらいでも、授業内容を (推測含めて) 理解するのはギリギリってところ。 一日6時間フルで連想ゲームをしている状態だと思っていい。 そりゃ頭疲れるって。
クラスメートと共同作業みたいのがたまにあるんだけど、英語話せる人が少ないんで、まぁズルはできない。 お互いつたない仏語でのコミュニケーションとなる。
パッと見、いい歳した大人同士が赤ちゃん言葉で喋っている様なものだ。 さぞシュールな絵であろう。
5 写真のっけてくぜ
初日にクラスメイト達と自己紹介しつつ、自分達のネームを母国に貼っていった。 東南アジア近辺からの出身者が多いのがよくわかる。 巨神兵は、ちょっとこだわって北海道に付けといたぞ:)
ちょっと殺風景だけど、これが教室。 先生を囲んで、輪になるように座るのだ。 討論するには便利な配置であろう。 まだできないけど。
教室の壁には、それぞれのアルファベットに対応する単語なんかが、親切にも絵付きで貼ってある。 これで俺のレベルが大体計り知れよう。
昼食時には、持参した弁当で腹を満たす人が多い。 東南アジア系は米を食うし、インド人はカレーだし、東欧系は美味しくなさそうな (おっと失礼) パンを食ってるし、見てるだけでもそれぞれのお国柄が出てて面白い。
巨神兵は、毎日サンドウィッチ。 オニギリなんて日本っぽくて格好良いが、準備に時間がかかりすぎる。
教室には、いろいろなエチケットやマナーなんかを促すための張り紙が貼ってある。
これは、「授業の始まる時間にはちゃんと来ていましょう。」ってことが書いてある。
ここは小学校だったのか。
これはヒドイw
上から「喫煙禁止」、右下「飲酒禁止」、そして左下…「カンナビス禁止」の張り紙。 ちゃんと書いとかないとマジで吸う奴がいるってことだ。 日本じゃ知られていないけれど、ケベック州は北米のアムステルダムなんて呼び名もあるくらい寛容なところ。
一応合法ではないが、販売目的で大量に所持しない限り逮捕も起訴もされないのだ。
6 最後に
いろいろ書いたけど、こんな感じで勉強中。 この歳になってひしひし感じるけど、興味のある分野の勉強に時間を費やすことができるって、幸せだしやっぱ楽しい。
学習環境はちょっとハードコアだけど、1年以上も充電してたし、まぁ頑張ってみるかぃという気になってる。
近いうちに堂々と胸を張って、トライリンガルです。 と言える日が来るのを夢見てるのだ:)
くそ長い日記だったけど、読んでくれた方ありがとございます。
したっけ。